よくある質問

 

お灸ってなに?

ちょっと心配ですよね。お灸は艾(もぐさ)を使用します。米粒の半分ほどの大きさの艾を紙にのせて線香で火をつけるので、お灸での火傷痕の心配はありません。気持ちよくてウトウトしてしまう方もおられますよ。

もぐさってよもぎ?

その通りです。よもぎの葉を乾燥し、葉の裏側についている白い部分(綿毛)だけを集めて乾燥させたものです。昔は一般家庭でも作られていました。

当院では新潟県糸魚川から、最高級国産艾を取り寄せ使用しています。柔らかい国産艾は、燃焼温度が低くマイルドな熱さが特徴です。さらに掲載写真のように紙を敷いてから、艾を立てるので火傷跡の心配はありません。それでも熱すぎると感じる時は、さらに穏やかに温める台座灸(中国産艾)を使用します。

お灸は熱くないと効かないのですか?

透熱灸(とうねつきゅう)という方法でお灸を据えています。チリっという一瞬の熱さを感じると思いますが、この方法は身体の中の温める力を高めて身体機能を活発にします。でも症状や体質によってもぐさの大きさや種類を変えることで、心地よい熱さを実現しつつ治療効果の向上は可能です。熱さを確認しながら施術をすすめますのでご安心ください。

鍼は何でできているのですか?

現在、最もよく使われているのはステンレス製です。金や銀を含む合金や最近では短い鍼ながらチタン製のものもあります。当院では操作性と安全性に優れた国産のステンレス製鍼を使用しております。

鍼は安全ですか?

はい。ディスポーサブル(使い捨て)鍼を使用していますので安心安全です。また、万が一の事故にも対応できるよう賠償責任保険にも加入しております。

鍼は痛くないですか?

最初に想像されるのは注射針(0.45㎜)や裁縫針(0.7㎜)が刺さった時の痛みかもしれませんね。当院で使用している鍼の細さは0.14㎜~0.16㎜と髪の毛よりちょっと太いくらいなので、刺す時の痛みはほとんどありません。またセイリン社製のJSPタイプの鍼を使用していますので、超先端研磨加工により鍼先がスッと入ります。よく表現されるのは「蚊に刺されるくらいの痛み」です。私たち鍼灸師も刺入の痛みを、可能な限り無痛に近づけるよう日々技術を磨いています。

鍼を刺して出血したりしませんか?

当院で使用している鍼は髪の毛ほどの細さですので、多く場合出血はしません。内服薬によっては出血しやすい方もおられますので、問診の際に飲んでいるお薬についてお伺いします。また毛細血管の多いお顔などは、まれに内出血になることがありますが数日で自然に消失しますので安心してください。

鍼灸師ってどんな人ですか?

鍼灸師の免許は厚生労働省管轄の国家資格です。ですから3年以上の鍼灸の専門教育を受け、国家試験に合格した人たちです。医学の知識、鍼灸の技術ともに十分に有していますので、安心して鍼灸治療を受けていただけます。

健康保険で鍼灸治療は受けられますか?

受けられる病気もありますが、当院では自費治療のみ行なっております。申し訳ありませんが健康保険での鍼灸治療は行なっておりません。

ツボとか経絡って何ですか?

体表には刺激を感受するセンサーが無数にあります、これがツボと呼ばれそれぞれに働きがあります。そのツボを360個ほど使い縦方向につないだ道のようなものが経絡(けいらく)です。この道は12本あり、中には気血(きけつ)が流れています。気血は生命活動を維持するのに不可欠なエネルギーのようなものです。鍼灸でツボを刺激し経絡の滞りを取り除き整えていきます。

生理中でも鍼灸治療は受けられますか?

はい。生理中は普段の身体よりデリケートな時期のためよりソフトな刺激を心掛けています。鍼灸の効果をはっきり体感されたい方は、生理中を外してご来院ください。月経過多や生理痛の改善を目的に来院される場合でも、生理中ではない方が治療しやすいです。ご予約日に生理が来てしまった時にも、ソフトな治療が可能ですので安心してご来院ください。

 


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